仏壇仏具・京仏壇　京の老舗　加茂定

風情ある鴨川と五条通りに近い「加茂定」は、一歩店内に入るとずらりと並ぶ見目麗しい仏壇に目を奪われる。加茂定は160余年という長きに渡り、伝統を守り続けて絶えず技とセンスに磨きをかけ、数多くの仏壇仏具を手掛けてきました。
昨今、京仏壇と聞くと、ただ単に京都で製造・販売されている仏壇だと思われがちですが、本来の京仏壇とは、匠の技をもつ京の名工職人が「木地・彫刻・漆塗り・蝋色・金箔押し・蒔絵・彩色・錺金具」の8工程を分業で行っており、「伝産証紙」(伝統工芸品産業の振興に基づき、経済産業大臣が指定する工芸製品を表したマーク)が添付されているものだけを指します。つまり、「京仏壇」と名乗れるのは、厳しい審査をパスし、経済産業大臣が認定した仏壇だけなのです。
加茂定では、そんな京仏壇をはじめ、きらびやかで荘厳な金仏壇、オーソドックスな唐木仏壇、現代の住宅事情やライフスタイルにもマッチする京モダン仏壇まで、私たちのニーズに応える仏壇を多数取り揃えています。

加茂定には、仏事コーディネーター資格審査協会が認定した「仏事コーディネーター認定者」がいるので、どのような仏壇を選べば良いのか分からない初めての方でも、宗派によって飾り方の違いなど分からない方でも、安心して来店することができます。
お仏壇のことはもちろん、仏具や仏事に関する疑問まで、親切、丁寧に対応してくれます。また、先代からの教えを忠実に守り、「お客様には正直な心で接する」ことを心がけているそうです。
確かな品質はもちろん、徹底した商品説明、お客様が本当に望む商品は何なのかを常に考えて、京の歴史が息づく「本物」の商品だけを提供すべく、日々努めています。

大切なお仏壇を長く使用して欲しいとの願いから、加茂定ではリフォームにも力を注いでいます。どんなに素晴らしい仏壇で、丁寧に扱っていたとしても、長年使用していれば金箔がはがれたり、お線香やろうそくのすすで汚れたり、漆の光沢が失われるなど、歳月の流れには勝てません。
加茂定のお仏壇リフォームなら、専門工場で一貫生産で仕上げるのでは無く、京仏壇の仕上げと同じく、京の名工職人さんの居られる各工房へ仕事を回して、一工程ずつ仕上げて次の職人さんへ回すという、江戸時代から続く京都の伝統工法の分業という手間のかかる仕上げを行っています。
「例えば金箔工程なら京都の金閣寺の金箔押をされた工房へ、蒔絵工程なら京都の迎賓館の蒔絵を書かれた工房へと、京都の名だたる名工職人さんに仕上げてもらいますと納得のいく出来栄えに甦らせたお仏壇にきっと満足してもらえると自負しております」(五代目　加茂定治氏)

薄利多売な風潮がみられる昨今、低価格で粗悪な仏壇も多数出回っています。しかし、お仏壇とは本来、亡き人やご先祖様を祀る大切なものです。一生に一度の買物といっても過言ではありません。ぜひ、ご自身の目で確かめて納得のいく『本物のお仏壇』を購入して頂きたいと思います。
加茂定の京仏壇は、あくまでも「本物志向」で、本物ゆえに価格も高いが、漆塗りひとつをとっても蒔絵ひとつをとっても、他の仏壇と比べると誰が見てもその差は歴然、「品質に関してもどこにも負けない自信を持っております。京都に店を構えているのだから、本物の京仏壇を提供し続けたいという願いは変わらない」と加茂定の五代目である加茂氏は熱く語ります。
高くても本当に良い物が欲しい、本物の京仏壇に大切な故人を祀りたいとお考えの方は、探し求めていた本物のお仏壇と出会えるはずです。
「私たちは160年余の伝統の中で、絶えず技とセンスに磨きをかけ、数多くの仏壇仏具をてがけてきました。おかげさまで、京都はもちろん全国各地から高い評価をいただいております。これからも素直な心で京仏壇仏具作りに精進してまいりたいと思っております。」(五代目　加茂定治氏)

【住所】
〒600-8405
京都市下京区万寿寺通高倉西入　万寿寺中之町85番地
地下鉄烏丸線「五条駅」　北出口（1）番より一筋上ル三筋東入南側

■年中無休
■駐車場有
■リフォームは見積無料